3日坊主を改善するアプリがあるらしい
ご存知の方も多いかもしれない。
3日坊主防止のための「みんチャレ」というアプリがある。
名称は「みんなでチャレンジ」の意味だろう。
わたしは、以前はできていた体重測定の習慣がいとも簡単に崩れてしまった。この記事で「もう習慣になってるから余裕」みたいなこと書いといてアッサリやらなくなるのだから習慣とは定着させるのが難しい。
そして、定着のために色々と振り返って記事も書いている。
わたしはなるべくコッソリ痩せたいなどと思うタチで、以下の記事も一人で黙々とできることを考えて実行している。
ただ、一人でやるということは、誰も見ていないので、逆にサボりたい放題なのだ。
仲間を作る、お互いを見張るというのは、実はなかなか有効なのだ。
だが、そうそう仲間作るのも面倒くさいし、煩わしいし、独りのほうが気楽…という人におすすめなのが、このアプリである。
みんチャレというアプリを使って3日坊主が改善するならと、試してみることにした。
結論から言うとなかなか良い。
125日続けられている習慣もある。だがチャレンジ失敗で続かなかったこともある。
今回はみんチャレのレポート記事になる。
年度も変わったことだし、何かを始めたい人の役に立てば幸いだ。
みんチャレとは
同じ目標を持った5人以下のチームを作り、それに対して毎日何をするかを決め、それを日々達成して報告し合う場だ。
達成報告として画像(万歩計の歩数の写真など)を貼り、それに対してSNSの「いいね」と同じ感覚でメンバーが「オッケー」ボタンをタップしてもらうことで1日のチャレンジは達成だ。
これを毎日続けて目標を達成する。
自己申告なので、本当はやってなくても「今日もやりました!」と言うことはできる。証拠写真は当日に撮影されたものでなければ投稿できない仕組みだ。
特徴としては
匿名でできる(ニックネームでOK)
仲間を探しやすい(体重、年代、性別などフィルタが細かい)
チャレンジの種類が多い(ダイエット、筋トレ、英語勉強、お絵描き、早寝、自分を褒めるなど)
画面デザインがLINEに似ていて、使ってる人ならすぐ慣れる
実際にやってみてうまくいったこと
体重を毎日計ることはうまく続いた。
前もやっていたからかもしれないが、再開して継続することができている。
見せたくもない体重を晒さないといけないのだが、チームの入室条件に現在の体重○kg~△kgまでの人限定とつけられているチームを見つけたのが幸いした。
「自分と同じか、近い」人しかいない空間で報告するのは、抵抗が少なく感じたのだ。
お陰で、120日以上、継続して体重を計ることに成功している。つい体重を計るのを忘れる人は自分の状態にあったチームを探すと良いだろう。
やってみてマズイと感じた事
達成報告に「いいね」をもらうことが目的になってしまう。
または、「証拠写真をあげること」自体を習慣化してしまう。
これらは完全にチャレンジと関係ない習慣ができてしまうので気を付けなくてはいけない。続けたいことも一緒にやってればいいのだが、気持ちは行動そのものを優先して考えないといけない。
自己申告なので、やってなくても報告画像をあげることはできてしまう。「サボったと思われたくない」とか「継続記録が途絶えちゃうから」とか、そういう気持ちを抱くこと自体は継続のチカラになるのだが、肝心なのは、チャレンジ内容を続けてることだ。
極端な話、報告を忘れても、やると決めた行動自体やっていれば問題ない。いまの最終目的はなにか、実現したい、達成したいことはなにかを忘れないようにしよう。
少しやすんでも、みな自分のチャレンジで一生懸命で、人を責めたりしないものだ。わたしのチームの人は、風邪ひいたときに「今日はお休みしました」とコメントすれば、労ってくれる人ばかりだった。
また、何日間かサボると自動的にチームから退室させられるので、放置して迷惑かけることもない。逆に退室させられないためだけに、やってないけど適当に写真をアップロードして居座ることもできてしまうので、そうなってしまうと本当に無意味なチャレンジになってしまう。
続かないようなら合ってないので、他のチャレンジに変えた方がよい。
このアプリに適してること
既述だがチャレンジ内容を報告するには、証拠写真が必要だ。だから、記録に残せるようなチャレンジがこのアプリの利用に適している。
以下のような感じだ。
「毎日ブログを書く」→記事のスクリーンショット
「毎日体重を計る」→体重計の写真
「毎日1万歩歩く」→歩数計の写真
逆に適してないこと
逆に写真に撮りにくい場合は難しい。
だが工夫すればなんとかなる。
例えば「腹筋30回」の場合、動画は貼れないので本当に30回やってることの証拠は貼れない。だが、本当にやってるかを証明するのではなく、報告のルールを決めさえすればいい。
基本的に、どんな報告も疑われない。
嘘の報告をされたところで、他の人はチャレンジに影響がないからだ。ただ、目標達成に対して効果のない行為というだけだ。チャレンジは自分との戦いなのがよくわかるツールと言える。
継続させるコツ
繰り返しになるようだが、真実の証明は不要だが、システム的にはやった、という証拠写真が必要なので、撮影ができるようなチャレンジ内容を決めるのが良い。
先も書いたように動画を貼ることはできないので、「腹筋30回」を証拠写真として投稿するのは難しいのだが、カウントアプリのスクリーンショットなどで代用できる。その場合は、あらかじめ「腹筋した時間の時計を撮影して貼ります」と宣言しておくなど工夫すれば、自分を律することができるだろう。必要になる。
写真は当日に撮影されたものでなければ証拠写真として投稿できない仕組みだ。
例えば、
>良い例 10000歩歩く
・歩数計の数字を撮影する
・歩数計アプリのスクリーンショット
>微妙な例
なるべく階段を使う
・階段の写真を撮る
・・・ といった具合だ。
わたしは微妙な方のチャレンジをしてしまい、一月経たずにチャレンジ失敗、退室となってしまった。
一方、アプリのスクショを貼って報告する方は続いている。チャレンジの難易度設定と、報告の仕方が続くコツと言える。
わたしと一緒に始めた仲間たちは、1か月で3キロやせたと喜んでいた。
実績があるアプリだ。
何かを続けたいと思う人は、利用してみてはどうだろうか。
わたし?
わたしは1か月でまだ2キロ弱かな…。