テルノグ

文章もお絵描きも、かきたいときだけかく。

セミナー初体験

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セミナーというものに初めて参加した。
かつて学校で受けさせられた研修でもなく
会社で受けさせられる講習でもない
自分で必要だと思って選び、お金を支払って受けるセミナーだ。

所属している団体(会社)から切り離され、全く知らない人、しかし同じように何かを身に着けたいと思う人たちと共に受けるセミナーだ。
コミュ症のわたしは向かう電車の中で緊張して血圧が上がっていた。

会場の最寄り駅についてまず、その会場のビルがわからなくて駅から徒歩3分のところを20分かけて到着。
GPSのやつが「到着 ナビを終了しますお疲れさまでした」みたいなこと言ってるけど着いてないよ!!ちゃんとナビしてくれよ!!!!!って何ギレなのかよくわからないキレ方をしながら会場の前を何度も往復していた。

緊張しすぎ。
挙動不審すぎ。


内容については、
非常に濃い120分+αを過ごすことができた。これはわたしのタスク管理方法を改善しながら紹介する。

この記事はセミナーの内容ではなく、今までは自分を成長させるためのインプットとして、本を買うことしかしてこなかったわたしが、外部の、講師から情報を直接教授してもらうセミナーにお金を初めて遣った個人的大事件を綴ったものである。

これは初めての行為で、これまでしてこなかったわたしが、実行に移すほど今、何かを変えたがっていることに他ならない。少しずつ、少しずつ続けていたものが自分を変えて、行動を起こさせたのだろう。

行動を起こした後も、これまでの、「受けさせられてきた講習」のときと明らかに違った。
心構えと、姿勢と、興奮度が違った。

基本的に授業や講義という名前の付いたものに出席するとき、わたしは真面目に話を聞き、メモを取り、受講報告書をお利口さんな文章で書いてきた。
受けなさいと言われて、怒られないよう、ちゃんと受けた。
しかしどこか「受けさせられている」感によって、「なるほど、そういうこともあるのか」と納得はしながらも、アクティブリスニング、積極的傾聴などと言われるが、そういうことはなかった。

今回は、自分で受けに行ったセミナーだ。お金を払って。
だからこそすべてを吸収して自分にとってプラスにして帰るぞ!という意気込みがあった。

お金を払っているからというと、まあイヤシイ、という印象を漂わせてしまうかもしれないが、この、モノではない、経験を買うという行為に関しては、払った金額の分だけ前のめりに吸収しようとするようだ。この機会を逃してなるものかと。

お金を払ったものに対してプラスにするもムダにするも自分次第…となれば、なんとかプラスにしようとじたばたするものだ、と言い換えてもいいかもしれない。

全て吸収して帰ろう!というアグレッシヴな姿勢になったのは、間違いなく有料のセミナーだったからだ。働かなくていい、遊んでもいい祝日開催だったのもあるかもしれない。
祝日とお金を消費したぶん、ガッツリ学んでやらないと勿体ない、そんな気持ちで熱心になれる。
そしてそんな気持ちになったとき、セミナーの内容に対しても、疑問があれば質問をし、講義が終わった後も講師の方と会話をしにいく積極性を生んだ。
自分の中にこんなアクティブな面があったのかと驚かされた。

内容自体を、今後活かせるかどうかは、勿論これからのわたしにかかっている。
有料のセミナーを選び、お金を支払って参加するということが、自分にどういう変化をもたらすかということを体験できただけでも、大きな出来事だった。

これで終わらせないよう、引き続き取り組んでいこう。
飛び込んだ会場の中で得た情報と、生まれた縁に感謝をしつつ…。

ここだよ!ここ!