考えたくないときに無意識に頭にものを溜め込む
誰しも、意識が高まっているときには
ここを改善しようとか
次はこうしようとか計画を立てるわけだが
どうしても気分が乗らないときは
そのどれもこれも実行できないで
自己嫌悪をする。
そして、失敗したことをアタマのどこかに追いやって
別のことを考え始める。
部屋の片づけや、勉強や仕事と同じで、
ゴチャゴチャとさせておけば
なんとなく忙しいということにして
問題に向き合わなくてすむと無意識に思っている。
片づけやシンプルライフが「取り組む」「取り入れる」ものになった現代、
片づけたい、シンプルにしたいと思うほど、アタマの中もゴチャゴチャするようになり、部屋の中と同じようなことが起きているのではないか。
わたしの場合は、過剰に「やらなきゃいけないこと」を作り出すクセがある。勿論、わざわざやらなきゃいけないことを作り出さなくても、やらなくてはいけないことはたくさんある。
けれど、わざわざツイッターを隅々まで(RT出回ってきたバズワードに連なっている煽りツイートや真面目なリプライにも)目を通したりしていた。
そうして、雑多な情報をアタマに入れて忙しいふりをしていた。
またある時は、興味がなくはないが今は必要のないキーワードで検索をして、出てきた雑多な情報を読みふけったり、セール中のビジネス書のKindle本を買ってみて「これをやってみようかな」などと考えたりする。
そうしてアタマの中に情報というものを溜め込み、本当は考えなくてはいけない、向き合わなくてはいけない、そして体を動かさなくてはいけないことから目をそらしている。
何か欲しくなって買っても、すぐ不要になるのも、同じような精神状態の時なきがする。
部屋の中、机の上の物体(モノ)と同じで、
アタマの中も溜め込んだものが溜まっていく。
何か気分が乗らなかったたり、時間を無駄にしているときは
きっとそういう、他にやらなくてはいけないことから逃げたい時だ。
無駄に溜め込まないよう、何ができるだろう。
その方法は、まだわからない。
検索したところで、また不要な情報をため込んでしまうだけなのなら、しないほうがいい。
早く寝てしまうか、ウォーキングでもしよう。
あるいは、こうして思ったことをブログに書き出すのも良いのかもしれない。
季節が変わりやすい今日この頃の、夜に思う。