家計簿を1年つけても貯蓄が増えない話
貯金を増やすには、まず家計簿をつけること
なんて話はよく聞くが、わたしは家計簿を1年つけている。
が、貯金は全然増えない。
クレジットカードの使用額は減ったし、買い過ぎて慌てて分割支払いに…なんてこともなくなった。
が、貯金は増えない。
前回、物欲全開の記事を書いたからか、今日は一日お金について考えていた。
貯金が増えないのは、物欲が強いからかもしれない。
全くの余談だが、今日も例のコインケースを見に行った。しかも店員に捕まった。
さらに色違いのデザインや、わたしが気に入った部分を兼ねた別のコインケースまで紹介されてしまった。なんてことしてくれるんだ買います。
なんとか購入を回避したものの、今日は現金が少し足りなかったので購入しようとしてもできなかったことに気づき、ちょっとほっとした。
一方で、清水章吾のイラストを載せてわかる年代の人が見てくれてるだろうかという心配があり、こちらはまだほっとできない。
話を戻そう。
家計簿をつけることは、完全に習慣になっている。
家計簿といってもアプリだが、項目が自由に追加でき、カードの引き落としや口座も連携できるタイプだ。引き落とした分もオートで記録される。
とても便利。
買い物をしたらレシートをもらうようになったし。
毎日…は難しくとも週イチで必ず家計簿アプリを更新する習慣がついている。
今記録を遡ったら2016年の8月16日から使い始めたようで、もう1年と2か月弱になる。
家計簿は間違いなく、通勤ウォーキングと並んで、わたしが習慣化に成功したものの1つだ。
ところが、
家計簿をつけているからといって、貯金が増えているかというとそうでもない。
なぜだろうか。
それはつけているだけだからだ。
記録はしている。
それも1年以上だ。
けれど貯金額は増えない。(ちょっとは増えてるけど…)
原因はわかっている。
記録はしているのに、一か月の食費を、臨時出費を、把握していないのだ。
データは確かに1年分溜まっているのだが、記録するだけして、いくらつかったか?を振り返っていない。
記録するだけして、お金の使い方は変わらない。
これが貯金額が増えない原因だと思っている。
家計簿は付けるだけでは意味がないのだ。
「貯金を増やすには、まず家計簿をつけること」だが、
「家計簿をつけたから、貯金が増える」わけではないのだ。
当たり前だ。
当たり前だけどあえて書こう。
実際は、
入ってくるお金を増やすか、
使わなくてもいいお金を遣わずに済まし、出ていくお金を減らすことで、
貯金が増えるわけだ。
その出ていくお金をどう減らすか、どこを遣わずに済ませるかを把握するのに、家計簿を使うわけだ。
まあアタマではわかってる、わかってる。
わかっているが、欲しいモノができて悩みまくる物欲まみれのわたしだ。
お金をつかうことを我慢するのはとても難しい。
難しいが、家計簿をつける習慣が1年分の記録と一緒に身についたのだ。
これは大きな土台だ。
この土台のおかげで、次の「家計簿から分析して収支を自在に操る」スキルが身につきやすくなっているに違いない。
これまでは家計簿をつけていた「だけ」だ。
次は活用すればいい。
いっそ超前向きに書いてしまうと、
わたしにとって、家計簿をつけながら同時に活用もするのは難しかったのだ。
まずは家計簿をつけることを当たり前の習慣にして、
それから家計簿の中のデータを活用する段階に進んだ。
やっと家計簿がわたしに利用できるまで育ったのだ。
むしろ家計簿がわたしに追いついたのだ。(それくらいに構えていよう。)
家計簿1年くらいでは全然使えないかも…?と心配になって検索した。
ほらぁ!
…やっぱり家計簿つけてるだけではダメだった。でも1年分のデータでオッケー!
一年分のデータが集まった。
紙とペンを用意して、今の自分のお金を把握しよう。
これはバレットジャーナルにコンテンツとして追加しよう。
その記事はバレットジャーナルカテゴリでまた改めて書くことにする。