手帳のバーチカル恐怖症を克服する【6】
バーチカル手帳使いこなすシリーズ第6弾。前回で公開したルールを制定してから、実に7営業日もの間バーチカルを使い、会社から2回持ち帰ってきた。
ので、振り返りを行う。
そうそう、バーチカル使いこなすシリーズは、量が増えてきたのでカテゴリ―を作った。最近訪れた方で興味を持って頂けたなら、「バーチカル式ウィークリー」カテゴリで経緯をまとめてご覧頂ければと思う。
本当なら土曜の休日、午前中にゆっくり振り返るのだが、あいにくの休日出勤 。
夏休みもまだ消化していないのに振替休日が貯まる現実に面白くなってきたじゃないかと無理に前を向いて見ながらお出かけの民に打ちのめされる電車の中での更新である。
- 「その日一日、なにやってたかわかんないが一日が終わった…」なんてことはなくなった。何しろやったことをリアルタイムに書き込んでいたから。
- 今週はあとあれをやらなくては、とこぼしてた課題も拾えるようになった。
- 何故か「現状の改善案を100個出せ!(意訳)」と無茶ぶりする上からの要求に、意外と応えられた。これは気づきやミスをメモっといたのが良かったからだろう。
- 来週やることも、まあまあ見えている。まあまあというのは、書いたことは見えてる。覚えている。見通せている。
逆に言うと、書いてないことは見えてない(当たり前)。
つまり、書きさえすれば、見通せるんだろう。
これは書いたことでスゴく覚えられるし、見返せば思い出せるから、書きさえすれば本当にそうなるだろうとわりと自信の持てる予測だ。
手帳に書く余裕がないときは、むしろ無理やりにでも書いた方が逆にいいのかもしれない。
次点
- 仕事用だからといって青一色で書いてると当たり前だけどどんな仕事に時間使ってるのかわかんない!!!当たり前だ!ばかやろう!
青で書いてあるということがもう仕事モードに切り替わるスイッチみたいになってきたので、青系で色を分けたい気がするけど、分かりにくかったら普通に色を分けよう。まずは実践してみてから。
定常業務、プロジェクト関連、業務改善くらいは分けていいかもしれない。
あとやはりタスクの境目。矢印を引っ張っても、境界線を書いてもわかりにくい。
線だけでは文字を読まなければわからない。
ボールペンで書いた上から蛍光ペンのような、薄いカラーペンで色分けする方が見やすそうだ。
遠回りしているのは重々承知しているのだが、最初から色分けします!!!と、効果も何も実感がないままやり始めると、色分けの効果を知る前にめんどくさくなって投げ出すタイプなので、「一色だとわかりにくいな!分けよう!!」と実体験に基づいた気づきを自分でやってからでないと、「やっぱりお手本通りだとうまくいくな!」と納得できないのである。
「一色でわかりにくい!」と感じるのも、必要なプロセスなのだ。
…カッコつけたけど、ふつうに、わかりにくいので、分けよう…。
何の仕事をどれだけしたのか、ふつうに、わかりにくいから…。
先人たちは偉大だ。