手帳のバーチカル恐怖症を克服する【3】
バーチカル恐怖症をなんとかする第3回。
タスク管理にめちゃくちゃ時間かかるわたしが今回は手探りでバーチカルに記入した予定をもとに働いてみた結果の報告である。
バーチカルタイプのスケジュールを見て働いて思ったこと
- 書き込んだ時間通りに作業は進まない
- 書き込んだ順番通りに作業を始めない
- やることを思い出してただ並べたToDoでしかなかった
- 書いた予定はすぐ更新が出来る状態じゃないと古くなり役に立たなくなる
- 古くなったままだとますます更新しなくなる
- 手帳にToDoが書かれていると、書かないよりも優先度をつけられる。当社比
- チェックボックスを埋めたいがために放置していたタスクに着手した
- タスクにかかる時間を計測していたが、気づいたら違うことをやっていて結局そのタスクにかかる時間がわからない。
- タスクが終わってチェックが付けられるのが思った以上の達成感を味わえた
ただのToDoか。
結果としては、書き込み方が未熟すぎて、ToDoリストにしかなっていないという残念な結果に終わった。が、ToDoリストになったとはいえ、良い効果もあった。
書く、見るという行為によって意識が保てる
普段タスク管理できていない人間は、目の前に降ってきたタスクが優先度MAXになる。だけど、バーチカルチャレンジ中!という意識が働き、何かと手帳を見返すので、降ってきたタスクも優先度が補正されるようだ。この効果は予想外で、とても助けられた。
また、優先度に関してはもう一つ効果があった。
手帳に書く前は、本当に優先度MAXのタスクに気づかないか、うすうす感づいてるけど手をつけられなかったが、いつまでも残っている空白のチェックボックスを埋めたくて長いことやらなかったタスクに着手したのだ。バーチカルを扱ってみる以外はいたって平常運行だったので、起きた変化はバーチカルをやってみようとした行為のせいではないか?と考えてしまう。
前向きに良い効果を取り上げたところで、課題と向き合った。
大きな問題は2つだ。
- 開くのが面倒だとすぐ放置して予定が更新されない
- バーチカルに予定を書き込んだはずが、ただのToDoになる
これらの反省を踏まえ、明らかにやり方で失敗したところを改善して書き方を見直してみよう。(効果あるならToDoでいいじゃん、と妥協はするまい。わたしはバーチカルを使ってタスク管理ができるか挑戦したいのだから)
【失敗】
ほぼ日手帳カズンについているバーチカルはわたしにとって持ち歩くのには重い。その結果持ち歩かず、昨夜の予定のまま更新されないことがあった。持ち歩かないと手帳に書き込む機会が減る。翌日になって前日のチェックボックスを埋めるのは少し達成感が薄れる。
ところどころ文字がにじんで猟奇的な雰囲気を醸し出している
【改善策】
カズンから、持ち歩いているほぼ日手帳オリジナルの1日1ページについている時間軸に予定を書き込む。まずはウィークリー予定はこの際、置いておいて、縦軸に慣れる練習をする。ToDoリストではなく、作業の段取りをわかる限り時間軸に合わせて書き込む。また、時間軸に合わせて書くために、記号を使って文字を減らす。(14時のタスクを21時のところに書くことがないように)
実は、この改善策の記号を使うというところは、バレットジャーナルという手帳技法からヒントを得ている。バーチカル代表、ジブン手帳ユーザーさんの記事を読んでいて見つけたものだ。(バレットジャーナルについてはまた別に記事にする)
バーチカル恐怖症の克服(から離れてきたが)は、上の改善策を実施して、次回また報告することとする。
長々と書いているわたし自身はとても楽しい。
これも一種の手帳会議なのかもしれないが、アタマでいろいろ考えるよりも実際やってみると面白いものである。
ブログも楽しい。こうして書く場所、報告する場所があるからこそ、実験のしがいがあるというものだ。この調子でどんどんチャレンジしていこう。