人狼ゲームをSkypeとLINEで遊んできた話
― 人狼…それは、満月の夜に人間を食べた狼が
人間の姿に化けた怪物(モンスター)…
ファンタジーな冒頭だが、「人狼」は対面で遊ぶアナログゲームの一種。
人に見られないようカードを引いて「人狼」と「村人」を決め、誰が人狼のカードを引いたのか、会話から推理するというもの。
「人狼」は見つからなければ勝ち。
「村人」は「人狼」を見つければ勝ち。
時間経過とともに、「人狼」は村人を1人食べてしまえる。
同じく時間経過で、「村人」は「人狼と疑わしい人物」を1人処刑することができる。
時間経過でメンバーは減っていき、制限時間内に、ウソを見抜いて「人狼」を全員処刑できれば「村人」の勝ち。見つけられずに全員食べられてしまったら「人狼」の勝ちだ。
「人狼」はウソをつきまくり、必死に「村人」のフリをする。
ウソをついてはウソを見抜く騙し合いゲーム。それが人狼だ。
専用のカードで遊ぶことが多いけれど、なければトランプのジョーカーを人狼カードにして配ってもできる。人がいて、ルールを知っていて、カードがあれば遊べるというものだ。今はアプリもあるのでカードが無くてもOK。
わたしはこの人狼ゲームが大好きだ。
最初は、ニコニコ動画でプレイしている様子を視聴するところから始まった。飲み会などで人狼好きを見つけ、たまに遊んでいたのだが、さすがに対面だと皆忙しく遊びたい時に都合がつかずもどかしい思いをしていた。(飲み会人狼は全員推理がメチャクチャになるがメチャクチャ楽しい)
対面でできないならオンラインで出来ないか?とDQ10仲間に話を持ち掛けたら、ゲーム繋がりの友人たちは面白がってノッてきてくれた。
その仲間で、最初はLINEで手軽な派生人狼「ワンナイト人狼」を遊んでいたのだが、今回、普通の人狼もスカイプでできないか?と試してみることにした。
必要な準備は、
- メンバー全員のスカイプアカウントと連絡先交換
- 会議グループをはじめ、いくつかグループ作成
- ルール説明とルールに従って進行する段取りの理解
- とにかくメンバーの頭数をそろえること
オンラインなので会えなくても遊べるというのが大きい。
今回はとにかく「スカイプで人狼ができるか?」のテストプレイだったので、
わたしがGM(ゲームマスター。進行役)と村人プレイヤー(チートになるので会議にはロクに参加しない)を兼ねていたが、十分遊べそうだ。
人狼の楽しさはまた別の機会に延々と語ろうと思うが、遊べるのがとてもうれしい。
人狼を遊ぶ人が増えてくれないかと思い、布教もかねて記事にしてしまった。
ダンガンロンパ辺りのゲームが好きな人なら楽しめると思う。
顔の見えない相手は信用ならないものだが、疑似的に、合法的にウソをついて騙し騙されるというのは緊張感とスリルがある。秋の夜長にいかがだろうか。